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豪華一大絵巻のようで新鮮だった@新・平家物語デジタルリマスター版

先日、GWにBSプレミアムで放映されていた映画を

録っていたものを観ました・・・。

「新・平家物語」のデジタルリマスター


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これが実に素晴らしい映画でありました・・・。

この映画は1955年の大映映画で私の生まれる前の映画

にも関わらず、すごく新鮮でありました。

平家物語といえば、鎌倉時代に成立したと思われる平家の

栄華と没落を描いた軍記物語ですが・・・

主演は市川雷蔵

原作は吉川英二、監督は巨匠・溝口健二作品であります。

内容は・・・

貴族社会が衰退し、代わって武家社会が台頭してきた平安末期。

西海の海賊討伐や朝廷と比叡山延暦寺との紛争を解決するなど、

武士台頭の象徴となった平忠盛は、公卿たちには好まれない。

その長男清盛は、忠盛に肩入れをして干されてしまった

藤原時信を訪ね、そこで時信の娘時子と出逢い強く心惹かれる。

そんな折、清盛は自分の本当の父親は白河上皇であると耳にし、

忠盛に対し複雑な思いを抱く。そんな清盛と忠盛であったが、

平家の台頭を忌み嫌う公卿や山門たちの影が忍び寄っていた・・・。

という清盛の青春時代を描いたものであります。

この作品はオランダ・ハーゲフィルムで修復したネガからおこした

ローコントラストポジをHDテレシネしたデジタルリマスター修復版

であります。

この映像がなんとも平安末期の雰囲気を醸し出し、各シーンに

リアリティーと重厚さが漂い、とても1955年に作られた作品

とは思えず、実に新鮮で映像に吸い込まれるようでした(笑)

そこは、さすが巨匠・溝口健二の演出でしょうか・・・

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それはカメラワークの匠です。

世界の映画作家が溝口作品に注目し、

フランスのヌーベル・バーグ作家たちに強い影響を与えたのが、

一般に“ワンシーン・ワンカット”と呼ばれる

長回しの手法であります。

溝口健二登場以前は、モンタージュ理論に代表されるように、

細かなカットを積み重ねて一つのシークエンスを積み立てるのが

定石でありました。しかし溝口は、カットを切ることによって

俳優の演技が寸断されることを嫌い、芝居を持続させる

ことを望んだんです。

彼は、カットを短く切り返して見せると訴え方が弱いという

弱点を知っていたんですね・・・

それが、まさに一大絵巻のようで、ひと時も映像から

目が離せませんでした・・・(笑)

平清盛は志をもった、織田信長の遥(はる)か400年前、

坂本龍馬の700年前の男であります・・・。

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また、主演の清盛を演じる市川雷蔵が

「平家物語」ではアンチヒーローとして描かれていた男に

光をあて、歴史絵巻から解放された、躍動感とエネルギー

にあふれる男として好演されていています。

市川雷蔵の清盛で保元・平治の乱あたりまでは見たかった

ところですが、 清盛の豪放磊落さは十分表現されていました。

実に素晴らしい映画でありました・・・。

来年、2012年の大河ドラマ「平清盛」・・・

もの凄く楽しみであります(笑)

それまで、ちょっと勉強しておかなければと思っている次第です。

愛犬モコです!

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